室内でも四季を感じていたいですよね。今回はインテリアの中でも優しさを空間に引き寄せてくれる、ドライフラワーのアレンジに関するアイデアをご紹介いたします。
花に囲まれた癒しの空間
花のある日常は優雅なイメージこそありますが、実際フレッシュな花や植物となるとお手入れに手間がかかったり、長持ちしなかったりするものも。
そう思っている方にお届けしたいのが、ドライフラワーを使ったフラワーアレンジメントです。
ドライフラワーと聞くと、作り方が難しそう、もしくはパラパラと崩れてしまうのでは?といった不安があるかと思いますが、実は作り方はとても簡単。
しかもダイニングやキッチンなどに飾ると、一気にオシャレにしてくれるんです!
ドライフラワー活用アイデア
初心者でも大丈夫!「吊るすだけ」のドライフラワー
ドライフラワーの作り方は、実はそんなに手間いらず。花の種類によってはただ吊り下げたり、放っておくだけでできるものもあるんです。
季節によって乾燥の期間は変わりますが、乾燥する時期であれば、このように逆さに吊るし約1~2週間乾かすだけ。この時、水分を多く供給する太めのしっかりした茎は、切り落としておくことがポイントです。
ドライフラワーの製作過程であるこの「吊り下げ」ですが、この様子はもうすでにオシャレ。実際にドライフラワーが完成した後でも、インテリアとしてこのようにして飾っておくことが王道なんです。
裸電球やバスケットと一緒にぶら下げられていることで、キッチンスペース全体に自然な温もりを作り出しています。
また木造家具などのナチュラルな印象を与えるインテリアがあるスペースでは、ドライフラワーの吊り下げはとてもマッチします。お部屋がまるでカフェのような空間に変身します。
手間もかからず、しかもかなりの低コストで、こんなオシャレなインテリアになってくれるのなら、ぜひチャレンジしてみたいところ。
無造作でシンプルな部屋でも雰囲気をガラッと変えてくれます。
シンプルでオシャレ?一輪挿し
ドライフラワーのチョイス次第では、少ない花でもバッチリと決めてくれます。そんな一輪挿しは、花瓶のデザインも楽しんで試してみたいアレンジメントです。
季節感を出してくれるのもお花の役割ですが、大きく存在感のあるススキなどのイネ科植物なども、本数が少なくてもかなりゴージャスに映えます。
これならわざわざドライ処理する必要もないのでお手軽です。
こちらは一枝の南天。枝の曲がり具合がダイナミックなので、一枝だけといえどもとても華やかで芸術的です。アンティークなお部屋によく似合います。
種類の違う葉だけを一枝ずつ飾ったこちらのアレンジ。枝の高さ・花瓶の大きさ・素材を変えることで、和やかで優しいスペースを作り出しています。
一度はチャレンジしたい!ドライフラワーリース
行事ごとなど、機会があれば一度は作ってみたいと憧れるのがリース。リースアレンジメントも難しいというイメージがありますが、土台となるリース台は、手芸ショップでお手軽に購入可能で、意外と簡単に作れてしまいます。
時間があれば、藤やあけびなどの蔓植物を巻いて作っても良いでしょう。
リースこそ元々、生花ではなくドライフラワー向きなインテリアアイテム。
ドライフラワーは、バラバラになってしまったらどうしようと心配されるかもしれませんが、グルーガンを使って接着させれば大丈夫。
あえて土台を部分的に露出することで、ナチュラルさが垣間見えるこちらのリース。飾り付けの花も、ドライフラワーとは思えないほど華やかで明るい色味が印象的です。
少し変わったしめ縄風リース。このように、土台を用いなくとも素材そのままを丸めて作る方法もあります。ぐるぐると巻くことで、稲穂のバランスも良い仕上がりです。
綿とドライしたクリスマスリースで作った、シンプルだけれどボリューミーなリース。ただ単に壁にかけて飾るだけでなく、キャンドル台にして食卓に飾るのも素敵ですね。
アイデア次第!その他のドライフラワー活用術
普段は思いつかないような意外で、しかも簡単なアレンジメントをご紹介します。おうちのインテリアには勿体無いほど芸術的なものも。
ドライフラワーを特殊な液の入ったボトルに閉じ込めた、なんとも幻想的なアイデア。このように3〜4本並べると、かなり目立ったインテリアになるはず。
トイレなどに飾っておくと、絵画よりインパクトのあるアートになるかも?
ちょっとしたスナックやお菓子を置いておくのにオシャレなバスケットには、アクセントとしてアジサイの花弁と一本の葉の押し花を。
シンプルな演出なのに、優しくオーガニックな雰囲気を作り出します。
蜜蠟とドライフラワーを混ぜて、フラワーキャンドルというアイデアも。とってもロマンチックな夜を演出してくれそうで試してみたくなります。
知っておきたい、ドライフラワー向きの花とは
ドライフラワーに選ぶなら、水分が少なく乾きやすいもの、または細くて丈夫で硬い茎を持つもの。その反対で、避けるべきものは水分の多い茎を持った花です。
かすみ草やアジサイなどはその代表格で、ドライフラワーに最適な花と言われています。特にかすみ草は、専用インクで染めるというアレンジも流行っているんだとか。
写真のように、大量の小花をバスケットに入れておくだけでも華やかですよね。
他にもバラやミモザもドライフラワーに適した花。これらのカラフルな花の色をきれいに保つためには、花が生き生きした状態でドライにすること。
花が垂れていたり茎がしなびれていたら、一度水をしっかり吸わせる必要があるそうです。
松ぼっくりなど、ドライ処理をせずとも元々乾燥した植物も使えます。茶系で揃えた植物を、ブリキの容器に入れたこちらのアレンジメントは、さりげないながらも大人な部屋を演出してくれそう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ドライフラワーはハードルが高いと思っていた方にも、その手軽さやアレンジの可能性が伝わったかと思います。キッチンやダイニングに飾ると、植物独特の温かさや親しみをプラスしてくれるドライフラワー。
ぜひ今回をきっかけに、ドライフラワーのアレンジ法を試してみては?
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