皆さんは恋愛依存症に対してどんな考えをお持ちでしょうか?常にパートナーを探し、フリーで居たくない人。パートナーを束縛し尽くすことに幸せを感じている人など、恋愛依存症とは様々です。
あなたの行動にも依存の可能性が潜んでいるかもしれません。男女別に細かく分類してご紹介していますので、当てはまる所は無いか考えてみましょう。
恋愛依存症とは?
まずは『好き』と『依存』の違いについて考えてみます。『好き』とは相手の事を考えて常識的な行動をとっていけることではないでしょうか。
それがだんだんエスカレートし、相手への気持ちが大きくなって自分の気持ちをコントロールできなくなり、そして一緒に居るのになんだか不安になる。常にパートナーのことを考えている日々、それが『好き』から『依存』に変わっているということです。
好きは周りがみえている
束縛しないでいられるのは、パートナーの状況や気持ちを理解し、信じあえているからこそ好きという感情を大事にできているということだと思います。パートナーの事を思うとドキドキ、ワクワク。毎日が楽しい気持ちになり、次会える日をエネルギーにし、充実した日々を過ごしている。
また、パートナーに嫌われない為に、心配させない為にと連絡する時間を考えて行動するなど自己中心的な気持ちを押し付けない事です。
束縛
束縛とはいったいどんな感情なのでしょうか。自分の中に理想の男性像があり、その型にパートナーを重ねようとしてしまうからパートナーは『なんでそんな事を求めてくるの!?』と思い、気持ちのすれ違いが起きてしまうのです。
例えば、元彼と比較して『少しの変化にも気付いてくれる紳士的な彼氏だった』や『いつも一緒に居て毎日「可愛いね」などと外国人の様な愛情表現をしてくれた』などと、元彼がしてくれた事が当たり前になってしまい、今彼と比べてしまい物足りなさを感じ、今彼にも同じことをして欲しい!と強要してしまうのは彼を束縛している事になるのです。
気持ちをコントロールできなくなると依存
依存とは、束縛がだんだん強くなりパートナーを支配したい!恋愛対象じゃない相手にも嫉妬を抱いてしまう…なんて事もあります。例えば、パートナーが飲み会や家族と出かける用事がある日、あなたはパートナーと一緒に居られないその時間が耐えられないと感じる。
なぜなら、あなたと一緒に居ない空間をパートナーが楽しんでいる事が嫌になる、自分も一緒に楽しい時間を過ごしたい。と自己中心的な考えになってしまうからです。
そしてパートナーと一緒に居る時は、居る時でパートナーの行動に敏感になる。何でもない相手からの連絡なのに、パートナーが実は浮気しているのではないか。女と連絡をとっているんじゃないか。などと被害妄想をしてしまう事も…。依存しはじめると、不安な気持ちが抑えられず、無意識にパートナーを自分の所有物にしようと思ってしまう傾向があるようですね。
女性の恋愛依存症のきっかけ
いつまでも女として見てもらいたい!と思う女性は多いのではないでしょうか?女性は出産や月経、更年期などでホルモンのバランスが崩れ、気持ちの浮き沈みが起きやすい時期があります。
そんな女性の恋愛依存症についていくつかあげていきます。知っておくことで、気持ちのコントロールがしやすくなり『今はどうしてもイライラしてしまう時期だ』と客観的になり、冷静さを取り戻せるでしょう。
自分に自信が持てない
まず恋愛依存症の引き金になってしまうのは、自分に自信がないからともいわれています。なぜなら、自分の容姿や考えを過去に否定された事があるからでしょう。
それが次お付き合いする事へのプレッシャーになっていき、晴れてお付き合い出来るようになったパートナーに対して『この人は自分のコンプレックスを受け入れてくれる!離れたくない!』と執着心を抱いてしまうのです。
人の意見に左右されやすい
何事にも優柔不断で人の意見に左右されやすい女性。そうゆう女性は、パートナーや友達の言いなりになってしまい、自分が何をしたかったのか見失ってしまいます。判断を仰ぐ人が近くに居ないと不安で1人では居られなくなってしまうのでしょう。
その為、別れてはすぐにパートナーをとっかえひっかえしてフリーの時期が無い。なんていう女性もいます。
優先順位
パートナーの仕事やプライベートなスケジュールを全て把握しておきたい、自分にとってパートナーとの約束が第一と思っている女性です。
例えば、先に友達と約束をしていたのに、パートナーからの誘いが被ると、先に入っていた友達の約束をキャンセルしてパートナーとの約束を優先してしまう。
月経時期や更年期で精神不安定
女性なら1番誰でも悩むのがこの2つだと思います。月経が始まる1週間ほど前から攻撃的になったり、イライラしたりするのはホルモンのバランスが変わるからです。改善するには、月経周期を毎月メモやアプリを利用して把握しておく事で体調管理ができ、この時期だからしょうがない…と気持ちに余裕が持てるようになります。
また更年期による気持ちの乱れも良く聞きますね。閉経前後の5年間ほどの期間を更年期と呼びます。更年期障害とは、周囲の脳に不要な興奮を起こしてしまい、自律神経の調節がうまくできなくなって、女性ホルモンの急激な減少に体がついていかないことです。
どちらも、自律神経が乱れ、何事も敏感になりやすく、神経の調節不良や心身の不調が起こりやすくなり、恋愛依存に繋がっていく場合も。日常生活にも支障を及ぼす可能性もあるので、酷い場合は産婦人科を受診するといいでしょう。このような例でパートナーに嫌な思いをさせてしまうケースもあるので、まずは自覚する事が大切です。
男の恋愛依存症のきっかけ
男性の恋愛依存症は女性と比べてどう違うのでしょうか?亭主関白な男性や肉食系、草食系男子など色々言われますが性格に比例しているかもしれませんね。
あなたのパートナーや周りの男性にも当てはまっていないかチェックしてみましょう。
気持ちの上がり下がりが激しい
気持ちの上がり下がりの波が多い男性も恋愛依存に走りやすいでしょう。気持ちが下がった時には、常に自分を励ましてくれるパートナーに傍にいて欲しいと思っています。
だからこそ気持ちが下がりネガティブになりやすい男性は、よく話を聞いて、アドバイスをしてくれる聞き上手な女友達や職場の人に、恋愛感情を抱きやすいのかもしれません。
またそんな男性が身近に居ると『今日はどんなテンションなのだろう?』と会うたびに顔色をうかがわなくてはなりませんよね。その結果こちらが気疲れしてしまうでしょう。職場なら我慢するしかありませんが、パートナーにはそんな顔色をうかがう関係ではいたくないものですね。
行き過ぎた恋愛依存症
ここからは行き過ぎた恋愛の末に気持ちが爆発し、予期せぬ行動に走ってしまう例について紹介していきましょう。
今回の場合、うつ病やドメスティックバイオレンス(DV)などがあげられます。そんな被害に合わないように特徴を覚えておきましょう!
うつ病
うつ病とはどのような状態をいうのでしょうか。いくつかあげてみましょう。物事に対して興味が無く楽しめないので気力が無くなる。気持ちが下がり憂うつになり、または絶望的な気持ちになってしまう。集中力が無く、寝つきが悪い時や夜中に目が覚める、又は眠り過ぎてしまう。以上のうち全てがうつ状態の時に起きやすい症状だと言われています。
身体的ストレスや精神的ストレスが重なっていく事により、色々な理由から脳がうまく働いてくれなくなり、何に対しても否定的な考えになって脳の機能障害が起きてしまうのです。普段なら乗り越えられるストレスも、自分はダメな人間なのだ…と思ってしまい、よりつらく感じてしまうことも。
多くの人は睡眠薬を処方してもらい、よく眠れるようにすることで安心感を得るなど色々な治療法がありますよ。パートナーを作る事によって気力がわき、改善に向かうという事も考えられますが、パートナーに合わせ過ぎて疲れてしまうと逆効果になるので要注意です。
ドメスティックバイオレンス(DV)
DVとは配偶者や夫婦間で起きる家庭内暴力の事を言い、恋人同士ではデートDVと言われています。その種類は沢山あり当事者も気づいていない又は認めたくないと思っている人が多いのが現状…。
何かの拍子に暴力のスイッチが入り、パートナーを蹴飛ばしたり殴ったりしてしまう。罵る言葉を頻繁に言われる。無理やり性行為を強要される…。などのような事は、あなたを支配しようとしている証拠です。
DVを辞めさせるためには、暴力は嫌だからやめて欲しい!あなたのしている事はデートDVです!とちゃんと伝える事なのです。1人で悩まず、怖がらず誰かに相談する事が抜け道への一歩になるでしょう。
恋愛依存症にならない為には?
以上を読んでみて気付いて頂けたでしょうか?恋愛依存症を克服する為には、自立し自分の意見をしっかり持つということですね。
でもなかなかそうできないのが現状…。恋愛以外に自分が好きな事、没頭できる事を探してみるといいでしょう。例えば休みの日にウォーキングやジムに行くなどをして、体を動かすなど。
特に外に出て太陽に当たる事で、体内にセロトニンという物質が分泌され、不調を整えてくれるでしょう。セロトニンとは、うつ病の人に不足しがちだと言われている、神経伝達物質の1つの事で、感情に関する機能をコントロールしてくれます。
体を動かし汗をかく事でリフレッシュにもなりますし、又は習い事などを始めるというのもいいでしょう。やってみたかった事の教室や、資格にチャレンジしてみるのもいいと思います。
無理しない程度に始められるものを選んで、それを趣味の1つにし、その事だけに集中すると時間が経つのが早いうえに自分のスキルアップになります。やがてそのスキルが自信に繋がっていくでしょう。
まとめ
パートナーへの好きや愛しているという気持ちが強くなればなるほど、愛されたい。また、失いたくないという気持ちから不安な感情がプラスされ束縛に変わっていってしまうのではないでしょうか。
束縛からエスカレートし、暴力に発展してしまうケースも多々あります。今1度自分の行動、パートナーの言動などを見直してみましょう。幸せな未来の為に、自立した恋愛を楽しみましょう!
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