あたたかくなってくると、花が咲き始め、春を感じますね。
今まで、枯らしたり、お手入れが面倒だと思っていた方も、育てやすい春の花を暮らしに取り入れてみませんか?
庭やベランダで育てた花は、摘み取ってインテリアとして飾ることができ、2度楽しむことができます。
おすすめの種類を見ていきましょう。
ロベリア
特徴
高さも10~25cm位で、あまり高くならないので、プランター、コンテナ寄せ植え、鉢植え、ハンギングバスケットなど、色々なバリエーションで楽しめます。
夏の暑さで枯れますが、夏越しが上手くいくと、秋にも咲くことがあります。
実例
お庭の花壇に直植え
芝生や他のグリーンの中でも、ひと際鮮やかな青が映えます。
小花をたくさん咲かせる鮮やかな色の花で、青だと大人っぽいのですが、他の色だと可愛らしい雰囲気です。
マーガレット
特徴
白い清楚な雰囲気が定番で、どんな人からも愛される花です。
花の品種によって、早咲き、遅咲きのものもあるので、上手く組み合わせると長い間楽しめます。
咲き方は、一重咲き、八重咲き、立体的な花に分かれます。多年草で育てやすいので、ぜひ種か苗から育ててみてくださいね。
実例
お庭の花壇に直植え
花壇にたくさんマーガレットが咲いていると、とても春らしい雰囲気に。
ベランダガーデニング
ナチュラルカントリースタイルのベランダガーデニング。
古材と白、ペールトーンのブルーやグリーンのアイテムを使っています。マーガレットの花芯のイエローが加わると、明るさが出て、アクセントになります。
キッチンカウンターに置いて料理するときの癒しに
無駄を削ぎ落としたシンプルインテリアのキッチン。
すっきりしたキッチンカウンターには、柳宗理の調理器具を。
毎日の家事時間に癒しを与えてくれるのは、小さなビンに入れたマーガレット。
ミニマムな空間の中で、鮮やかなイエローが映えます。
食卓へ一緒に並べて豊かなお食事タイムを
小さなビンに入れたマーガレットを食卓のおともに。
ポーランド食器のイエローになじんでいます。
丁寧にランチョンマットを敷き、お花を置くだけで、短い食事時間も豊かになります。
狭い玄関でも小さいお花で華やかに
庭に植えたマーガレットとブルーデイジーを摘んで、空きビンに入れたようなさりげなさ。
狭い玄関でも、コンパクトにまとめれば邪魔になりません。
2色使いの花で、シンプルな玄関でも華やかに来客を迎えてくれます。
リビングにはボリュームを出して
マーガレットを長めの丈でボリュームを出してまとめ、白い陶器のピッチャーへ挿してリビングに。
オールホワイトでまとめていても、花びらの可愛い形が印象的です。
棚上に鮮やかな色の花でインパクト
ナチュラルなカフェ風のリビング。
そんなインテリアに映えるのは、鮮やかなピンクのマーガレット。濃いグリーンのブラケット照明の近くに置いても、インパクトがあります。
ペチュニア
特徴
春から秋にかけて長く楽しめます。
夏の暑さや乾燥にも強いので、ガーデニング初心者におすすめです。花壇や寄せ植えに向いています。
実例
ブルー系で花壇を爽やかに
右上にある大きめの紫系の花がペチュニアです。
花壇を爽やかな感じにしたいときは、ブルー系の花を集めて寄せ植えに。
ロベリア、バーベナ、ブルーデージーと一緒に植えています。クールで大人っぽいお庭になります。
デージー
特徴
丈夫で育てやすいので、お手入れをきちんとすれば、長い間花を楽しむことができます。あまり大きくならないので、プランターにまとめて植えても大丈夫です。
実例
鉢に寄せ植え
デージーとイオノプシジュームの寄せ植え。
淡いピンクの八重咲きデージーが、優しい印象です。
デージー、ネメシア、ストック、水仙の寄せ植え。
鮮やかなピンクのデージーが、玄関や庭、ベランダを華やかにしてくれます。
ゼラニウム
特徴
真夏と真冬以外は長く花を楽しめる多年草。簡単に育てられるので、鉢植え、寄せ植えもしやすいです。丈夫で乾燥に強いですが、湿気が多いのを嫌います。玄関先やベランダなど、雨の当たらない場所で育てましょう。
実例
寄せ植え
ゼラニウム、ペラルゴニウム、ペインテットセージ、フォックスリータム、シルバータイム、キンギョソウ、オレガノケントビューティー、ガイラルディア、テマリソウ、カランドリニア、キャットタイムの寄せ植えです。
グリーンや淡い色が多い中、大きめで鮮やかなピンクのゼラニウムがアクセントになっています。
キンギョソウ
特徴
咲いた形が金魚のように見える花です。1本ではなく、たくさん本数を植えた姿を楽しみます。丈の長いものと短いものがあるため、庭の花壇、プランター、鉢などに植えることができます。丈夫で育てやすいのが嬉しいですね。
実例
庭の花壇
玄関ポーチ横に、キンギョソウ、ユーフォルビア、ヘリクリサム、ヘリクリサムペティオラレ、ローズマリーを寄せ植えしています。
グリーン系の中で、白とピンクのキンギョソウがアクセントに。
アリッサム
特徴
小さい花が密集して咲くのが特徴です。上には伸びないので高くならず、横に広がっていきます。プランター、ハンギング、バスケットなど、容器を選ばずに寄せ植えを楽しめます。甘い香りが楽しめるので、窓回りやベランダに置くのもおすすめです。
実例
シャビーなバケツに植えて玄関に
剥げかけたホワイトのシャビーなバケツに、白のアリッサムを植えています。
木の椅子の上に乗せ、リカちゃん人形も一緒にディスプレイして来客をお出迎え。
鍋に寄せ植え
浅く大きめのホーロー鍋に、寄せ植えしています。
紫のアリッサムが、鍋からモコモコ。ナチュラルやカントリーなど、かわいいインテリアにぴったりです。
アジュカ
特徴
暑さや寒さに強い、丈夫な花です。ただし、乾燥に弱いので、半日陰か午前中の光を数時間当てる位が良いでしょう。直射日光や西日は土が乾き過ぎてしまいます。横に這うように育つので、地面を覆うグランドカバーとして向いています。建物の陰など、あまり日が当たらない場所でも育てやすいです。
実例
庭へ直に植え込み
ヤマボウシの根元に、青のアジュカをたくさん植えている例です。
丈夫なので、思わぬところまで伸びてしまいます。
庭に直植えする場合は、どこまでをアジュカのスペースにするか決めましょう。
伸びるたびに、曲げて調整していくと美しくなります。
まとめ
フェイクグリーンや造花もいいですが、やっぱり生のお花があると、毎日の暮らしが潤います。
育てる楽しみと見る楽しみ。今までチャレンジしたことがなかった方も、ぜひ花を取り入れてみてくださいね。
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