現在恋人がいる女性で、「いつも彼氏のことで頭がいっぱい」「彼氏中心の生活になっている」「彼氏と常につながっていないと不安」という状態になっている人はいるでしょうか。それはもしかすると、彼氏へ「依存」してしまっているのかもしれません。
ここでは、彼氏に「依存」している女性の特徴と、彼女から依存されていると感じたときの彼氏の本音、また彼氏依存症を克服する方法をご紹介していきます。
彼氏へ依存するのは「恋愛依存症」でもある
10代~20代前半の若い女性に限らず、アラサー以上の大人の女性でも、全ての年代において彼氏に依存してしまう女性は、男性に比べると多い傾向にあります。もともと恋愛体質・恋愛至上主義者であり、「恋愛依存症」だとも言えるでしょう。
何かに「依存」をするというのは、恋愛に限らずほとんど全ての場合で、周囲にも自分にも良い影響を与えることはまずありません。「依存」は「執着」とも似ていて、精神のバランスを崩している状態ですので、自分のためにも克服すべきことだと言えるでしょう。
彼氏に依存している女性の特徴
ここでは、「もしかして私、彼氏に依存しているのかも?」と感じている女性のために、「彼氏に依存している女性の特徴」を詳しくご紹介していきます。
意志が弱い
彼氏に依存している女性は、主体性がなく自立をしていない「意志が弱い」人が多い傾向にあります。何をするにも人任せであったり、自分では何も決めることができずにいつも周囲に流されたりするような女性が多いでしょう。
「自分を持っていない」タイプだとも言えます。自分の個性やカラーが無く、誰かの色に染まることで安心感を得る傾向にあります。髪型や服装など、「自分」という人間がまるごと付き合う彼氏のタイプに変わってしまう、カメレオンのような一面があることも特徴的です。
一人でいられない
彼氏依存症の女性は、まず「一人でいられない」ことも特徴として挙げられます。極度の「さみしがりや」だとも言えるでしょう。どこへ行くにも誰かと一緒でないと不安になってしまうのはもちろん、「一人の時間」というものを上手く過ごすことができないために、誰かに依存してしまう傾向にあります。
彼氏が最優先
いつでも「彼氏が最優先」で、「彼氏中心の生活」になってしまっている場合も、彼氏に依存している大きな特徴だと言えるでしょう。彼氏の都合に合わせるのが基本で、そこに自分の都合は関係ありません。
例え他に予定が入っていたとしても、突然彼氏に誘われることがあれば、それをかまわずキャンセルして彼氏を優先にするでしょう。彼氏ができたとたん、友達が減ってしまう依存症の女性はその傾向にあります。
家族よりも友達よりも仕事よりも、常に彼氏を最優先している状態です。彼氏との時間が自分の生活においての「全て」である依存症の女性は、そもそも彼氏以外との予定は立てない人も多い傾向にあります。
常に不安を抱いている
彼氏と一緒にいるときもそうでないときも、どこか常に不安を抱いているタイプが多いのも、彼氏に依存している女性の特徴です。
彼氏と会えないときでも、頻繁にメールや電話で連絡を取るなど「彼氏といつもつながっていないと私はダメになる」といったような、ある種の強迫観念のようなものを抱えている傾向にあります。
彼氏と一緒に過ごす時間をただ「幸せ」に感じることよりも、「彼氏と離れてしまったらどうしよう」といった不安がいつもつきまとい、常に心が満たされてない状態です。
自分に自信がない
根本的に「自分に自信がない」人は、彼氏依存症に陥りやすい傾向があるのもひとつの特徴です。
「自分に自信がない」人は、自分を必要としてくれている人に、まるですがりつくかのように心を大きく傾けがちです。
「彼氏」という存在が自分の中であまりにも大きなものになり過ぎてしまい、その結果、「依存」になってしまうのだと言えるでしょう。
趣味がない
「趣味がない」人も、彼氏に依存しやすい女性の特徴だと言えるでしょう。
時間やお金を費やして自分を楽しませる「趣味」がない人は、時間を持て余す傾向にあり、「自分の心を満たす」ための矛先が全て彼氏に向いてしまいます。
「彼氏と過ごす時間」に、自分のプライベートのすべてを費やしてしまうので、それが結果的に「依存」になりやすいのだと言えます。
友達が少ない
「友達が少ない」ことも、彼氏に依存している女性の特徴のひとつです。
彼氏依存症になったことをきっかけに「友達が減る」ことも多い傾向にありますが、もともと友達が少ない人、友達付き合いが浅い人などが、彼氏へ依存するタイプも多いでしょう。
友達と一緒に過ごす時間を楽しむことをあまり知らない(好まない)女性に彼氏ができると、自分の世界を広げる人が「彼氏だけ」になってしまう傾向にあります。
「依存する彼女」への彼氏の本音
それでは、実際に「彼女に依存されている」男性は、そんな彼女のことをどう思っているのでしょうか。ここでは、「依存する彼女に対する彼氏の本音」をご紹介していきます。
重い
「彼女に依存される」ことについて、彼氏の本音で最も多く挙げられるのがこの「重い」という感情でしょう。
「依存される」というのは、二人の関係がバランスを崩して大きく傾いている状態です。
彼女のほうが彼氏にのしかかっている状況だと言えますので、彼氏が「重く」感じてしまうのは至極当然のことでしょう。
怖い
彼女に依存されることが「怖い」と感じてしまうのも、彼氏の本音のひとつです。
自分に向けられる気持ちがあまりに強すぎると、自分から振って別れることになった場合など、いずれ彼女が「ストーカー」と化してしまう恐れがあるのではないか、といった懸念も抱いてしまう傾向にあります。
「可愛さ余って憎さ百倍」というように、「依存」のように執着した気持ちは、何かをきっかけにして愛情が突如憎しみへと変貌を遂げる心配が予想されます。
面倒くさい
「面倒くさい」と感じてしまうことも、彼女から依存される彼氏の本音だと言えます。
「彼氏依存症」は、彼女の時間のほとんどを彼氏に費やすことの多いものですが、それは彼氏も同じだとは限りません。
プライベートを全て彼女との時間に奪われてしまうことは、「面倒」だと感じることが多いでしょう。
仕事や趣味、友達と過ごす「彼女以外との時間」も大切にしている彼氏ならば、その傾向が強いと言えます。
束縛に感じる
彼氏中心の生活になり、彼氏に費やす時間がとても多い「彼氏依存症」の女性は、会えないときでも常にメールや電話などの頻繁な連絡を欠かさないことが特徴的です。
ただ、その行為が彼氏にとっては「彼女に管理されている」ような感覚に陥ることがあり、「束縛」に感じてしまうことも多い傾向にあります。
「一途」であることと「依存」することは全く違う
「彼氏が大好きで、彼氏が誰より何よりも一番」ということが、「依存」ではなく「一途」なのでは、と勘違いしてしまっている女性もいます。
しかし、「一途」であることと「依存」することとは、似て非なるものである、というのが現実です。
「一途な女性」は、芯があって意志の強い女性です。彼氏を想う気持ちがまっすぐで強いのはもちろんのことですが、いつも相手の立場になって物事を考えることができ、思いやりと気遣いに溢れた姿勢で、献身的です。
それに反し「依存する女性」は、「自分を持っていない」意志の弱い女性であり、彼氏への強い思いは相手の気持ちを無視した一方的なものであること、つまり自分の欲求を満たすことが最優先の「自分本位」である場合が多いです。
「一途」と「依存」をはき違えないように注意することが必要です。日々の彼氏に対する自分の思考や言動を振り返ってみましょう。
彼氏依存症を克服する方法
どんなジャンルにおいても、自分のために「依存」は「克服」していくことが必要です。ここでは、彼氏依存症になってしまっている女性のために、その克服方法をご紹介していきます。
趣味を見つける
彼氏に依存する女性の特徴として「趣味がない」がありましたが、「彼氏以外の時間」に費やすことのできる「趣味」を見つけることが、依存を克服するには最も手っ取り早い方法だと言えます。
何かに「依存」しているということは、それだけに一点集中している状態だと言えますので、彼氏以外で「自分が楽しむ」ことのできる何かを見つけ、そこから充実感を得ることが重要となります。
自分の好きなことや没頭できることで心を満たすことができると、生き生きとしてその人自身の魅力が増すことにも繋がり、彼氏から見直されることも期待できます。
友達や家族と過ごす時間を作る
「彼氏最優先・彼氏中心の生活」になってしまっている彼氏依存症の女性は、他の人とのコミュニケーションを見直し、大切にすることが重要です。
自分の心を傾けるのが「彼氏だけ」では、日々彼氏に一喜一憂するばかりで、精神衛生上あまり良くないことだと言えます。
彼氏だけでなく、あなたを大切に思っている人は他にもいるはずです。意識的に友達や家族と過ごす時間を作り、彼氏以外の人とも積極的に関わっていくようにすると良いでしょう。
一人で出来る楽しみを見つける
彼氏に依存する特徴として、「一人でいられない」というさみしがりやの女性が当てはまりましたが、これを克服することにより、彼氏依存症をも治せるのだと言えるでしょう。「趣味を見つける」にも共通することでもありますが、まずは「一人でも楽しむことができる」何かをすることが重要です。
何かに「依存」する人は、「自立していない」ことと同じです。自分の機嫌は自分で取れるような大人になることが理想だと言えるでしょう。
例えば日帰りでも良いのでちょっとした一人旅に出かけてみたり、気になるお店のランチに一人で行ってみたり、家で好きな音楽や映画、読書に浸る時間を過ごしたりなど、「趣味」とまでは言えなくとも、「一人で楽しめる」ことを見つける努力をしましょう。
仕事を充実させる
仕事にプライドを持っていたり、好きな仕事をしていたり、「自分の仕事」に対して意識が高く充実感がある人は、彼氏に依存する人が少ない傾向にあります。
ただ同じような毎日の繰り返しで、仕事に対して何の誇りもやりがいも感じていない場合、その満たされない心を恋愛で埋めようとするあまりに、彼氏に依存しやすいのだと言えます。
仕事が「つまらない」「退屈」「辛い」と感じている場合は、それを改善できるようにライフスタイルを変えることを模索してみるのも、彼氏依存症を克服するひとつの方法でしょう。仕事が充実している人は、「自立している人」だと言えます。
自分磨きに励む
趣味でも仕事でも、自分のために、自分の情熱の赴くままに何かに打ち込んで夢中になっている人は、総じて魅力的であり、自然と自信を纏えるきっかけにもなります。
趣味も仕事も「自分磨き」のひとつだと言えますが、どうしても夢中になれる趣味や仕事も見つからない場合、とにかく自分を輝かせることのできる「自分を磨く方法」を探してみてください。
例えばそれは、ジムに通って身体を引き締めたり、英会話教室に通ってみたり、「目標」を掲げてそれに向かって努力できるような、自分のスキルアップに繋がるようなことです。
彼氏に依存する特徴として「自分に自信がない」ことも一つの原因ですので、まずは自分に自信をつけることに意識を集中させることも、彼氏依存症克服のためには大いに効果的です。
彼氏依存症は破局へ繋がるリスクが高い
彼氏に依存することが続くと、二人の関係が破局へと向かうリスクは上がる傾向にあります。「依存されること」に、付き合い初めの頃であれば最初は嬉しさを感じる男性もいますが、その新鮮な気持ちも次第に薄れていき、段々と「重い」「面倒くさい」など彼女に対してネガティブな気持ちへと変わっていくのが現実です。
誰かに「依存」することは心理的に幼いことを表しており、「自立していない大人」の象徴です。彼氏がきちんと「自立している人」であれば、いずれ見放される可能性が高いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「彼氏に依存すること」は、彼氏にとっても何より自分にとっても良い影響にはならないことが、理解できたのではないでしょうか。もし少しでも「彼氏への依存」を自覚しているのであれば、克服していく努力が必要です。
「人に依存することの克服」には、「自立すること」が最も重要なキーワードとなります。彼氏との関係を末永く良好に継続させていくためにも、ぜひ参考にしてみてください。
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