今回は、「結婚のタイミングについて」「男性が結婚を決意するタイミング・結婚に踏み切れない理由」、また男女別の「結婚適齢期・結婚の理想年齢」をご紹介していきます。
結婚を意識した恋人がいる女性であれば、その相手との「結婚のタイミング」を一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
男女別の意識の違いも合わせてご覧下さい。
「結婚するタイミング」って?
付き合ってからしばらくすると、結婚を意識している相手なら「結婚するタイミング」を考えることもあるのではないでしょうか。
「結婚を決める」ということに関して、多くの場合、最初の段階として「プロポーズ」があります。
そしてこの「プロポーズ」は、「男性から」であることがほとんどでしょう。
そのため、女性側が「いつかこの人と結婚したいな」と思ったとしても、男性からのプロポーズの言葉を「待つ」状態になってしまうことが多い傾向にあります。
そのため、「結婚するタイミング」を作るのは「男性次第」である場合が多いでしょう。
女性側からすると、早く相手と結婚したい気持ちがあればあるほどに、焦ったり不安になったりするなど色々と考えこんでしまう傾向が見られます。
【男女別】結婚適齢期
「結婚するタイミング」を計るひとつの目安として、「結婚適齢期」があります。
「結婚に適した年齢」であり、「結婚適齢期人口」と呼ばれる20歳から34歳の男女を用いて算出しています。
その中で最も多い「結婚に踏み切った年齢」を、男女別にそれぞれ見ていきましょう。
男性「30歳」
男性の場合は、「30歳」です。
経済的に安定し始める頃であるからだと考えられ、男性が20代半ばで結婚すると周囲からは「早い」と言われることが多い傾向にあります。
20代の早いうちから安定した仕事で出世して、貯蓄もありながら家族を養っていけるほどの経済力を持てる男性は少ないと言えるでしょう。
女性「27歳」
男性よりも少し若く、女性は「27歳」です。
女性の場合は、結婚において「出産」がありますので、「30歳までに産みたい」と思う人が多いためだと考えられます。
医学的には35歳以上は「高齢出産」だと定義されており、様々なリスクを考えても遅くとも30代前半までには出産をしたい場合がほとんどだと言えますので、20代後半が女性にとって最も結婚に適した年齢でしょう。
男性が結婚を決意するタイミング
「彼氏からのプロポーズ」を待つ女性にとって、男性はどんな時にどのようなタイミングで結婚を決意するのか気になるところでしょう。
ここでは、男性が結婚を決意するタイミングについてご紹介していきます。
出世するなど仕事が安定した時
一般的に、出産育児を担う役割のある女性よりも、男性が主に家族を養う大黒柱となる場合がほとんどです。
「経済面での安定」を確信した時に結婚へ踏み切る場合が多いと言えるでしょう。
安定した企業で努力を続けた結果、出世したり将来性のある企業への転職に成功して経済的余裕が出てきたりなどが考えられるでしょう。
経済的に不安定な状況では、男性はなかなか結婚を決意できない傾向にあります。
彼女が子供を授かった時
いわゆる「授かり婚」と言われるケースです。
彼女が妊娠したのをきっかけに結婚を決意するため、その時の環境は様々であり経済的に安定していないこともあるでしょう。
しかし、子供を授かったことを機に一念発起して仕事を精力的に頑張ったり、収入を上げるために転職を試みたりするなどして、男性の努力で経済的安定を作り出していくことが考えられます。
遠距離恋愛になる時
彼氏の転勤などで、遠距離恋愛になってしまうことをきっかけに、結婚へ踏み出すケースもあります。
「離れて付き合い続けるくらいならいっそのこと結婚した方が良い」と考える傾向にあるでしょう。
遠距離恋愛は、特に仕事に忙しい社会人同士だとなかなか上手くいかないこともあり、「自然と気持ちも離れてしまうのではないか」といった不安もあります。
「遠距離になってしまう」ことをきっかけに、「彼女とこれからもずっと一緒にいたい」と、彼女の大切さに気付いての決断である場合も考えられるでしょう。
周りで結婚が多くなった時
友人知人で結婚する人が増えてきた時などに、「自分ももうそろそろかな…」と思い始めて結婚へと踏み出すケースです。
これは自然と同年代の結婚が増える、結婚適齢期に多いパターンでしょう。
人の結婚式に何度も参列していると、男性自身も「彼女との結婚」をイメージしやすくなるのもひとつの理由でしょう。
親や親戚に言われて
親や親戚に「いつ結婚するの?」など、結婚について色々と言われるようになった時に結婚を決断することもあります。
特に、彼女を両親に紹介済みで両親が彼女を気に入ってくれている時などはこの傾向が強いでしょう。
彼女との結婚は意識しているにも関わらず、なかなか一歩を踏み出す勇気が持てない少し頼りないところのある男性に多いかもしれません。
男性が結婚へ踏み切れない理由
「待てど暮らせど、彼氏がプロポーズをしてくれない…」と悩む女性のために、男性が結婚へ踏み切れない理由としては一体どんなものがあるのかをご紹介していきましょう。
経済的な理由
最も多い理由として挙げられるのが、この「経済的な理由」であると考えられます。
まず「結婚する」最初の段階で、ある程度のまとまったお金が必要でしょう。
結婚式の費用や新婚旅行費、夫婦の新居にかかる費用などいろいろとお金がかかります。
また、子供を出産して家族が増えた時などに、安定した収入があることを見据えて人生設計をしなければいけないことなど、経済的なことにおいて現実的に考えることは多いでしょう。
恋愛とは違い、結婚は家庭を築いて生涯を共にすることとなりますので、経済的な不安がある状況では、なかなか結婚には踏み切れないのだと言えます。
彼女との生活が想像できない
付き合っている彼女のことが好きな気持ちはあるものの、その彼女と「結婚生活を送る」イメージをすることができないといったケースです。
一緒に暮らすことが想像しにくい理由としては、その相手に家庭的なイメージがなく、そして生活の基盤である衣食住をしっかりと確保していくことが難しそうな、どこか頼りなくて自立していない雰囲気がある場合などです。
または、異性としては魅力的でありながらも、相容れない根本的な価値観のズレを感じているために「結婚」まではなかなかイメージしづらいというケースもあるでしょう。
他にもっと良い人が現れるかもしれないから
「今の彼女よりも、もっと自分に合った素敵な女性が今後現れるかもしれない…」といった理由から結婚に踏み切れない場合です。
恋愛とは違い、「結婚」は基本的には「生涯を共にする」ことを最初に誓います。
はじめから「離婚」を想定して結婚するカップルはいないでしょう。
その一生に一度の決断となるであろう「結婚」において、「本当にこの人でいいのか?」「結婚した後にもっと素敵な人が現れたらどうしよう」などという優柔不断な思いを抱いている傾向にあります。
「彼女と一生を共にする」ときっぱりと決断できるような決め手となるものが、まだ何もない状態でしょう。
子供が欲しくない
「子供が欲しくない」という理由から結婚には踏み切れないケースもあります。
「結婚すること」と「子供を産んで育てること」は世間一般的には切り離せないものであるため、そもそも「結婚願望があまりない」男性に多い傾向にあるでしょう。
「子供が欲しくない」理由としては、単純に子供が好きではなかったり、子供を育てていく自信がなかったりといったことなどがあります。
相手も同じく「子供が欲しくない」人であった場合は、夫婦二人だけで子供のいない家庭を築けますが、ほとんどの女性は子供を望んでいることが多いでしょう。
これは「結婚観の大きな違い」となり、「子供が欲しくない」男性にとっては、当たり前に子供を望む女性との結婚は、なかなか考えることができないでしょう。
【男女別】結婚の理想年齢
ここでは、男女別の「結婚する理想の年齢」について、多い順からランキング形式でご紹介していきます。
【男性】
1位:30歳まで
2位:35歳まで
3位:25歳まで
4位:結婚願望なし
5位:40歳まで
【女性】
1位:30歳まで
2位:25歳まで
3位:結婚願望なし
4位:35歳まで
5位:20歳まで
(出典:https://woman.mynavi.jp/)
1位は、男女共に「30歳まで」となっています。
20代のうちにやりたいことをやって、ある程度の経験を重ねて生活力を身に付け、「30歳」をひとつの区切りとして結婚に踏み切る人が多いのでしょう。
「立派な大人」であることの自覚がしっかりと根付くのも「30歳」からが多い傾向にあります。
2位は、男女別で10歳もの差が開いています。
これは男性の「仕事の安定」と女性の「出産」が主な理由となっているでしょう。
男性は、年齢と経験を重ねてキャリアを積んでしっかりとした経済的基盤を作れるのは30歳以降だと考える場合や、20代のうちに出産して「若い母親」になりたいという理想を抱く女性も多いことが考えられます。
女性5位の「20歳まで」も、「将来の夢はお嫁さん」であった人が多い傾向にあるでしょう。
男性5位の「40歳まで」と女性4位の「35歳まで」は、これは男女共に、プライベートも仕事も充実した自由な独身のライフスタイルを満足するまで送った後で結婚を考えるということが多いと言えるでしょう。
女性は結婚してからの出産を考えると、リミット的にも「35歳」くらいが妥当であり、男性の「40歳」は、そろそろ落ち着きが欲しい年代ではないかと考えられます。
男女ともに「結婚願望なし」がランクインしていますが、意外にも女性のほうが男性の4位よりも高く3位という結果です。
「結婚して子供を産んで幸せな家庭を築く」という昔は誰もが夢見た理想を抱く女性も多くいる一方で、昨今の女性の積極的な社会への進出において「子供を産んで育てる」ことで社会的地位が危ぶまれることや経済的負担が大きくなることを懸念して、「そもそも結婚願望がない」という女性もいるのが現状でしょう。
【男女別】交際してから結婚を決めたタイミング
それでは実際に、交際してから結婚を決めるまでの期間についてこちらのランキングも男女別に見ていきましょう。
【男性】
1位:交際1年後~
2位:交際5年以上
3位:交際半年頃
4位:交際2年後~
5位:交際3年以上
【女性】
1位:交際1年後~
2位:交際半年頃
3位:交際2年後~
4位:交際5年以上
5位:交際3年以上
(出典:https://woman.mynavi.jp/)
1位は、男女共に「交際1年後~」が最も多いことがわかります。
結婚を見極めるに適した交際期間として妥当なのが「まずは1年付き合ってみてから」ということだと言えるでしょう。
2位~4位は、男女のズレはありますが「交際半年頃」「交際2年後~」「交際5年以上」となっています。
結婚適齢期を過ぎた頃だと、「付き合って1年経たずに結婚」することも多いでしょう。
ある程度成熟した大人同士だと、性格や価値観が合えばスムーズに結婚へと至る可能性が高いです。
2~3年付き合ってからの結婚は、ある程度じっくり相性を見極めたい場合だと言えるでしょう。
交際5年以上になると、お互いのことを知り尽くした関係になれていることがほとんどだと言えますので、「もうそろそろ…」という感覚で結婚する傾向にあります。
男女共に最下位は、交際期間が短いとも長いとも言えない「交際3年以上」となっている結果から、「結婚を決めるタイミング」としては、早いか遅いかの両極端だと言えるでしょう。
「交際5年以上」が男性の場合に2位にきていることから、女性よりも男性のほうが、結婚に関してはやや慎重になっている傾向があります。
同棲してからの結婚はわずか二割
「失敗したくないから、結婚する前に同棲したい」と思う人も多い傾向にありますが、実際には同棲を経て結婚するケースはわずか二割ほどだという現実があります。
その理由としては、「共に暮らす・生活をする」という点では「結婚生活」とほとんど変わりのない同棲生活をすることにより、「結婚の決断」をするタイミングがわからなくなる・判断が鈍る、ということが考えられます。
「まだ籍は入れてないけど、長い間ずるずると同棲を続けている…」という状況に陥る可能性があり、「子供を授かった」などの大きなきっかけがない限りはなかなか結婚へと踏み出せない傾向にあるでしょう。
まとめ
「結婚するタイミング」について最後にまとめると、結婚を決めるのは「男性次第」であることが多い、男性のほうがやや慎重である、結婚適齢期・結婚の理想年齢は男性の方が高い、ということがわかります。
このような理由から、年上男性と年下女性の結婚が多い傾向にあるのでしょう。
女性は「出産」があるので、男性よりも早い段階で結婚を意識するのだと言えます。
同年代や年下の彼氏を持つ女性の悩みで、「いつまで待てば良いのかわからない…。」と焦っている人は、これまでに紹介した項目を参考にしながら、いつまでも煮え切らない彼氏であれば「逆プロポーズ」も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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