今回は、ハーブのある生活をご紹介します。ハーブは意外とご自宅でも簡単に育てられて、料理などいろんな活用方法があるんですよ。
ハーブとは
ハーブ=香りのする植物と考えがちですが、広い目で見ると私たちの身の回りにもあるたんぽぽやオオバコなどの植物も、立派なハーブとして利用されています。
効果が強いものもあるので、妊娠中の方やアレルギーのある方などは注意して利用してくださいね。
育てやすいハーブ3種
基本的にハーブは日光を好む植物です。キッチンや室内で育てる時は、日中は窓辺やベランダに移動してあげるなどして日に当ててあげましょう。
ローズマリー
特徴
ローズマリーは枝や葉に爽やかな香りがあり、ヨーロッパでは消臭にも使われていました。
殺菌、強壮の作用を持っており、その香りには心を落ち着かせたり集中力を高めたりする効果があります。
育て方ポイント
水はけの良い土と、日当たりと風通しの良い場所に置けば丈夫に育ちます。乾燥を好むので、水は乾いた時だけ与えます。葉が細くなっていたら水やりのサインです。葉が茂りすぎた時は剪定して風通しを良くするようにしましょう。
バジル
特徴
バジルは一年草なので秋には枯れてしまいますが、葉は香りが良く料理にも幅広く使うことができるため人気のハーブです。
効能としては、不安や自信のない気持ちをおさめたり、消化促進作用、腹痛や頭痛にも効果があると言われています。
育て方のポイント
バジルは乾燥に弱い植物です。土の正面が乾いたらたっぷり水をあげましょう。一般的なハーブは乾燥を好みますが、バジルは水を好むハーブなので特に6月~10月は水を切らさないように育てましょう。
この期間は生育期なので時々肥料もあげるといいでしょう。丈が20センチほどに伸びたら、茎の先端の目を摘んでいきます。この摘芯をすることでよりたくさん収穫できるようになります。
ミント
特徴
ミントは殺菌効果があり清涼感のある香りから、古くから薬用や入浴剤に使われてきました。
ミントにはメントール成分が含まれています。メントールには抗菌効果、清涼作用、また血管を広げる作用があります。
育て方のポイント
ミントはとても丈夫で成長も早いハーブです。土が乾いたタイミングで水をあげましょう。ミントは葉が生い茂るスピードが速いので、梅雨に入る前に全体の半分か1/3ほど剪定してあげると良いです。
梅雨時は株が蒸れやすいので、剪定することによって風通しよく夏を迎えられます。切った脇からまたすぐに新しい芽がでてくるので安心ですよ。
ハーブを食卓の彩りに
料理に添えて
自宅でハーブがとれると、毎日の食事にちょっと彩りが欲しいときにとても助かります。料理に添えるだけでも見た目にも美しい食事になりますよね。
デザートに少しでも飾りのグリーンがあるだけでずいぶん違いますよね。こんな時にちょっとだけ摘めるのが、自宅にハーブがある良いところです。
料理に使う
肉料理にはローズマリー、タイム、マジョラムが合います。肉の臭みを消してコクを出してくれますよ。
魚料理にはチャイブ、ディル、フェンネルなどくせの強いハーブが合います。淡白な白身魚の旨味を引き出してくれます。
アクアパッツァにもいいですね。野菜料理にはバジル、オレガノなどがアクセントになってくれます。
ハーブはスイーツにも使うことができます。ローズマリーを使えば甘い香りを活かしたケーキができます。おしゃれなおもてなしにもなりますね。
ハーブティー・デトックスウォーター・カクテルにも
フレッシュハーブティーは、よく洗った片手ひとつかみのハーブをポットにいれ、沸騰したお湯を注いで3分~5分蒸らすだけで出来上がります。
生のまま使いきれなかったハーブはドライにしておくと、お湯を入れてしばらく待つだけでハーブティになります。
ガラス製のティーポットはハーブの美しさも楽しめるのでオススメです。
ハーブを使ったデトックスウォーターの作り方はもっと簡単。
水にフレッシュハーブを数枚浮かべるだけです。それだけでも香りが移って見た目も涼しげでおしゃれですね。
ミントは葉がたくさん生い茂るので、収穫した葉を使ってモヒートを作ってみるのもいいですね。シナモンやライムを加えると更に味が広がりますよ。
バスタイムに
ドライにしたハーブをティーバッグに入れてお風呂にいれてもいいですし、バスソルトに入れて香りをうつしてから楽しむのもいいですね。
リラックスできるラベンダー、ジャーマンカモミール、スペアミントなどがおススメです。
カモミールを乾燥させて入浴剤を作ってみるのもいいですね。贅沢なバスタイムになりそうです。
その他楽しみ方
ハーブは清涼感がある植物なので飾っても爽やかです。涼しげで夏にぴったりですね。
花も可憐で可愛らしいものが多いです。
キッチンにもよく似合います。実用性も兼ねていてまた見た目もおしゃれですよね。
こちらはローズマリーが入ったスワッグ。フレッシュなうちから束ねておけば香りも楽しめますし、ドライになってもまた違った雰囲気を楽しめます。
まとめ
いかがでしたか?気になるハーブの楽しみ方はありましたか?植物の持つパワーを少し分けてもらうつもりで、ハーブのある生活を楽しんでみてはいかがでしょう。
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