今回は、結婚前に同棲するメリット・デメリット、どんな点を重視して相手を見れば良いのか、ポイントを詳しく解説していきたいと思います。
結婚が決まるととても幸せでウキウキした気分になる一方、少し不安にもなりますよね。いざ結婚して幻滅するようなことがあっては嫌なものです。
結婚前には一度同棲を経験して相手を見極めましょう!
結婚前に同棲するメリット
ではまず、結婚前に同棲するメリットについて考えてみましょう。同棲は一緒に住むことですし、ほぼ結婚生活のような暮らしを経験できるのは確かです。
彼と一度も同棲をしたことがない人は、一緒に住んでみてどう感じるのか、気になる人も多いのではないでしょうか?
結婚前の同棲のメリットは、以下のものが挙げられます。
良い意味で共同生活の大変さが分かる
同棲はお互いに一緒に住み、共同で生活していくことになるわけですから、実際に結婚して一緒に暮らした時のシミュレーションのようなことができるようになります。
特に、今まで一度も同棲や寮生活など、家族以外の人と一緒に住むという状況を経験したことがない人は、共同生活の大変さを知らないということです。
これは、結婚して一緒になる上で、実は結構危険なことでもあるのです。
共同生活で、自分以外の人と暮らすのは意外と大変なものです。生活スタイル、家事に対する考え方は人によって違います。
どれだけ気の合う恋人同士でも喧嘩になることは多くあります。
共同生活の大変さを知ることができるという意味では、結婚前に同棲するメリットは大いにあると言えるでしょう。
結婚していきなり共同生活を始めて、いきなり大きなトラブルを避けることにも繋がってくるでしょう。
家事をする意識が高まる
いくら女性とはいっても、普段の生活の中では料理や洗濯、掃除などの家事全般をほったらかしにしがちという人も意外と多いものです。
「誰かに怒られたり、必要に迫らせたりしなければ良い」と思っていると、普段の家事はおろそかにしてしまうこともたくさんありますよね。
ですが同棲を始めれば、彼の目もありますし、家事の分担等があればどうしてもやらなければいけなくなってくるでしょう。
「結婚すればちゃんと家事をやるだろう」と思っている人も多いかもしれませんが、放置していたせいで意外と料理や洗濯、掃除などに失敗してしまうこともあり得ます。
いざ結婚、となった時に彼の前で恥をかかないためにも、結婚前に同棲をして、家事をする意識を高めておくことは必要かもしれませんね。
生活の中で彼のダメな部分や弱点が分かる
一緒に生活してみなければ、相手の性格や価値観など、深いところは意外と分からないものです。
結婚前に同棲を経験しておけば、「こんな部分あったんだ…」と初めて知る彼の性格などを目の当たりにすることになるかもしれません。
もしかすると、ちょっと引いてしまうようなこともあるかもしれませんが、結婚前に彼の欠点やダメな部分が知れたのはある意味メリットではあります。
どのように向き合うか対策することもできますし、場合によっては彼に直してもらう必要も出てくるでしょう。
相手のことをよく知るという意味では、結婚前の同棲にメリットは大いにあるものです。
二人でお金を管理する習慣がつく
同棲はただ一緒に暮らすだけではありません。家賃や光熱費、食費などの全般的な生活費を共有するようになるため、嫌でもお金の管理を一緒にするようになります。
そこで見えてくるはずです。それぞれのお金の管理の仕方や、意外と雑なところ、金銭感覚の違いなど…。
お金の管理は、家庭を作っていく上で避けては通れないことです。結婚生活を始めてからお金のことで揉めるなんて嫌ですよね。
共同でお金の管理をすることに慣れている人はなかなかいないものです。
結婚前に同棲を経験しておくと、二人でお金を管理する習慣がつくことが多いため、結婚生活でもお金のことで揉めにくくなるのは確かです。
結婚がスムーズに運びやすい
同棲は結婚生活のような状況を経験できます。結婚の約束をしていれば、そのままスタイルを変えずに結婚、という話にもなりやすいでしょう。
同棲してみた感触がお互いに良ければなおさらです。
もし明確に結婚の約束をしているなら、結婚のための新居を探したりなどの流れを省くことができます。
結婚前の同棲からそのまま結婚というかたちに持っていきやすいのは確かなので、面倒なことは先にやっておきたいというタイプの人には良いかもしれませんね。
万が一合わない人だった場合、結婚を保留することもできる
あまり考えたくはないことですが、万が一相手が実はあまり自分と合わないかも…と感じていた人だった場合、結婚前に同棲の期間を挟んでおけば、結婚を保留することも可能になります。
実際に同棲を経験してみて、「結婚は無理かも…」と思えるくらい、相手の中に受け付けられない部分を感じてしまうこともあります。
人と人ですから、いくら結婚の約束をしているとはいえ、これは仕方のないことです。
そんな部分が分かって残念に思うかもしれませんが、そのまま結婚して我慢しながら結婚生活を送る方がもっと嫌ですよね。
結婚を一旦保留にしたり、破談にするチャンスが生まれるというのは、自分の幸せのためにはある意味大事なことです。
結婚前に同棲するデメリット
では、次に結婚前に同棲するデメリットを見てみましょう。
確かに結婚前に同棲するメリットはたくさんありますが、一方でデメリットに感じられる部分もあるのは事実です。
結婚前に同棲しようかどうか悩んでいる人は、ぜひ以下のデメリットと照らし合わせて、今後のことを考えてみてください。
つまらない喧嘩から別れる可能性も
同棲は、本人たちが想定している以上に困難がつきものです。
相手と生活スタイルや価値観が違うことに衝撃を受け、幻滅したり、最悪の場合はそのことが原因で喧嘩に発展してしまうこともあります。
これが結婚生活ならなんとか解決しようとしていたかもしれませんが、同棲の段階ではまだ婚約中で、結婚はしていないもの。
だからこそ、婚約破棄もできてしまう状況にあります。
そんなつまらない喧嘩が原因で、思いがけず婚約破棄になってしまうことがあるのも事実なのです。
そんな危険を秘めているという意味では、結婚前の同棲にはデメリットもあると言えるでしょう。
結婚がうやむやになりやすい
同棲は結婚生活とかたちも似ているため、そのまま結婚という話にも繋がりやすいというメリットがあるとはお伝えしました。
しかし、これは場合によってはデメリットになる可能性もあるのです。
というのも、結婚生活のような感覚だからこそ、逆に「結婚はいつでもいい」という感覚に陥ってしまい、いつまでも結婚というしっかりとしたかたちが取れないことも多いからです。
具体的な結婚の時期を決めていなかった時などは特に注意が必要です。
婚約とは名ばかりで、結局いつまで経っても恋人同士の同棲でずるずると時間が経ってしまうことも多いため、あらかじめ話は具体的にしておく必要があります。
うやむやの状態のまま、結果的に別れることになってしまっては最悪ですからね。
結婚前の同棲を反対される場合も多い
結婚前の同棲は、実は自分の親や相手の親などに反対されることも多いです。
特にお互いそれなりに年齢を重ねている場合、親としては早く結婚してもらいたいという気持ちが強いでしょうから、「いずれ結婚するのに同棲する必要があるの?」という考え方にもなるからです。
そういった意味では、結婚前に同棲を始めるなら、それぞれの親に挨拶に行く前などがちょうど良いのかもしれません。
挨拶をしてから同棲…ということでは、「今更なぜ?」という話にもなりやすいので、どうしても同棲をしたい場合は説得が難しくなります。
ぜひ気をつけておきましょう。
結婚前の同棲、相手の見極め方とは?
結婚前に同棲を経験していたカップルの割合は、近年増えつつあると言います。
やはり結婚前に相手のことをしっかりと見極めることができるという意味では、同棲のメリットは十分あると言えますね。
ちなみに結婚前に同棲する際、「この人で良いのか」と自分を納得させる上で、見極める点とはどんなポイントがあるのでしょうか。
相手の見極め方のポイントを整理してみましょう。
金銭感覚は一致しているか
結婚前の同棲で実はしっかりと知っておくべき点はお金の問題で、特に彼の金銭感覚についてはよく確かめておきましょう。
お互いに同じ金銭感覚を持っているかどうかは意外と重要なポイントになります。
結婚生活では、基本的にお金を共同で管理していきます。どちらかが常軌を逸しているような金銭感覚の持ち主だと、トラブルになるのは目に見えていますよね。
自分自身の金銭感覚に問題がある場合もあります。誰だって結婚後にお金のことでは揉めたくないはずです。
お互いに金銭感覚が一致しているかどうかは、しっかりと見極めておきましょう。
生活の仕方で受け入れられない部分はないか
家事の仕方、仕事以外の時間の過ごし方など、普段の生活の仕方はやはり同棲しなければ分からないものです。
お互いにどうしても受け入れられない部分はないかどうか、結婚前にあらかじめ知っておくことはとても大切なことです。
もしお互いに無理だと感じている部分があるなら、積極的に話し合い、お互いに改善するなり受け入れようとするなり対策を取らなければ、いずれトラブルになってしまうでしょう。
また、生理的に受け付けられない部分が相手にあるなら、最悪の場合別れることも考えなければいけません。
「この人で良いかどうか」を判断するのは、やはり最終的には自分です。
「うまくやっていけなそう」と感じたら、潔く別れることを選択するのも一つの手です。
喧嘩したときの対処をどうするか
結婚前に同棲するなら、喧嘩した時にどんな対処を取るか、あらかじめしっかりと考えておいた方が良いでしょう。
同棲や結婚生活では、喧嘩やすれ違いをどう乗り切っていくかが、関係をうまく維持するポイントになります。
逆を言えば、仲直りの仕方をいつまでも見失ったままだと、結婚後でも離婚やギスギスした関係になってしまうリスクが高まると言えるでしょう。
同棲していない状態で喧嘩をした時と、同棲での喧嘩は状況が全く変わってきます。そしてもちろんそれは結婚生活でも同じです。
一緒にいて喧嘩した時にどんな対処を取るべきなのか、結婚生活の予行練習だと思い、仲直りの仕方をぜひ学んでおきましょう。
お互い、一人の時間はどれくらい必要か
「一人の時間がたくさん欲しい」という人もいれば、「いつも誰かと一緒にいなければ落ち着かない」という人もいます。
一人の時間が生活の中でどれくらい必要なのか、考え方はまさに人それぞれです。
そしてその感覚は、一緒に住まなければお互い分からないでしょう。
自分には一人の時間がどれくらいの割合で必要なのか、そして一方で相手はどうなのか、結婚前に同棲を始めた際はぜひ感覚をつかんでおきましょう。
一人の時間と共同の時間のバランスを保つこと、これこそが共同生活を成功させるポイントになります。
同棲というせっかくの機会ですから、幸せな結婚生活を送るためにも、お互いに必要な一人の時間の割合は、よく確かめておくことが重要です。
彼自身や実家が大きな問題を抱えていないか
一緒に生活しなければ、相手の生活や抱えている事情など深いところは見えてこないものです。
同棲をしたことで、彼自身や彼の実家が大きな問題を持っていることが分かる場合もあるでしょう。
代表的な例で言えば、借金問題や、家族に問題のある人などの事情です。
結婚前であれば、引き返すことはできます。ですが、結婚してしまった後では簡単に引き返すのは困難になってきます。
もし結婚前に同棲をするなら、彼自身に大変な問題がないかどうか、最終チェックとして確かめる目はしっかりと持っておくようにしましょう。
まとめ
結婚前に同棲を経験することにはメリット・デメリットそれぞれあるものですが、割合としては同棲をするカップルは非常に多い傾向にあります。
「結婚前に相手のことをしっかり確かめたい」という女性も多いでしょう。結婚は確かに一生ものですから、極力失敗するリスクは増やしたくないですよね。
そんな時は、相手を見極める意味でも、同棲を経験しておくのは良いかもしれませんね。
ぜひ自分の選択に後悔しないよう、同棲で相手の良いところ・悪いところをしっかりと見極めてみてください。
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