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自分に合った一生に一度は読むべき本の選び方
一生に一度は読むべき本は、どのように選べばよいのでしょうか?おすすめの本をみていく前に、まずは選び方のポイント4つご紹介します。自分に合った本が選べないときは、参考にしてみてください。
なりたい自分から気になる本を探す
一生に一度は読むべき本の選び方に迷ったときは、なりたい自分のイメージに近づけるようなテーマの書籍を選んでみましょう。
ビジネスでの具体的なスキルや理想の生き方、人生で大切にしたい考え方など、本のジャンルを決めて選ぶと失敗がありません。いつも手元に置いておきたくなるような1冊を見つけてみましょう。
興味のあるテーマやジャンルから探す
一生に一度は読むべき本は、日頃から興味のあるテーマやジャンルの本を選ぶのもひとつの方法。ビジネス指南書・ノンフィクション・ラブストーリー・自己啓発など気になるテーマの中で、耳にしたことのある有名な本から選ぶと読みやすいですよ。
慣れ親しんだテーマでなくとも、興味があるジャンルであれば、そこから新しい世界が広がるでしょう。
好きな著者から探す
お気に入りの著者の書籍を片っ端から読んでみるのもおすすめ。本というのは、語り口調や文体、構成など著者によってスタイルがさまざま。一般的には名作と呼ばれる書籍でも、自分に合っていない場合があります。
お気に入りの作家がいないときには、図書館を利用するのがおすすめです。男性・女性・国籍問わずさまざまな作家の本を借りてきて、自分にしっくりくる1人を見つけてみましょう。
名著・ベストセラー本から探す
本選びに迷ったら、名著や有名ベストセラー本から選ぶのもよいでしょう。ベストセラーの有名書籍は映画化やドラマ化されていることも多く、読書が苦手な人はそちらを見てから読んでみるのも◎。
また、ベストセラーの名著には、関連書籍や続編が作られやすいのも特徴。読み終わった後も楽しみが広がります。さらに、文庫本になっているものが多いのも魅力。持ち歩きしやすい文庫本は、手軽に読書が楽しめます。
名作揃い!一生に一度は読むべき本《小説》
ここでは一生に一度は読むべき小説を集めました。現実を忘れさせてくる小説はリフレッシュしたいときにもぴったり。次の休日には、のんびりと物語の世界に浸ってみてください。
『海からの贈物』
一生に一度は読むべき名作1冊めは、アメリカの有名作家アン・モロウ・リンドバーグの『海からの贈物』。
「女性にとっての幸せとは何か」についてユニークな視点で綴られているベストセラー小説です。
1960年代に書かれた少し古い本ですが、今も変わらない人生の学びがたくさん。
時代を問わず女性が共感できるテーマが多く、仕事・結婚・子育てと人生のスタイルが変化していく大人女性におすすめです。
『モモ』
ミヒャエル・エンデの『モモ』も一生に一度は読むべき有名小説。忙しい日々に追われる現代の大人たちに「ゆったりした時間の大切さ」を教えてくれる名作です。
時間泥棒に時間を盗まれ、いつもせかせかして心が乾いていってしまう大人たち。子どもたちのように時間を忘れて何かを楽しむこともなくなります。
子ども向けの名作ですが、大人も十分に楽しめるおすすめの本。一生に一度は読むべき書籍です。
『星の王子さま』
サン・テグジュペリの『星の王子さま』は、大人にこそ読んでほしい有名な名著。
砂漠に不時着した小さな星の王子さまが、曇りのないピュアな視点から地球の暮らしを見つめる、おとぎ話のような美しい物語です。
「目で見ても、大切なものは見えないよ。ハートで見なくちゃ。」
王子さまのシンプルで温かい言葉には、人生における大切なことが詰まっています。一生に一度は読むべき名作書籍です。
『夢を叶えるゾウ』
一生に一度は読むべき本なら、水野敬也のベストセラー小説『夢を叶えるゾウ』もおすすめ。自己啓発的なテーマを軸にした有名小説です。
冴えない主人公の部屋に突然現れた関西弁の神様・ガネーシャが、成功者になる方法やダメな自分との向き合い方をおもしろおかしく解説します。
「今の自分を変えたい」と思う人におすすめの、有名な名作書籍です。
『タイニー・タイニー・ハッピー』
女性におすすめな一生に一度は読むべき小説といえば、飛鳥井千砂の『タイニー・タイニー・ハッピー』。
男女8人の視点で描かれた、結婚・恋愛・仕事にまつわる小さなエピソードが楽しめる連作短編集です。
大人女性なら誰もが身近に感じられるストーリーばかり。日常にありそうな展開はきっと共感できるでしょう。「仕事に恋に」と悩み多き大人女性におすすめです。
『阪急電車』
有川浩のベストセラー小説『阪急電車』も、一生に一度は読むべき名著。関西のローカル線「阪急電車」で起こるさまざまな人間模様が描かれています。
登場人物たちの人生の1コマを自分と重ね合わせ、幅広い年代の人が楽しめる名作です。
始まる恋があれば終わる恋もあり、いろいろな経験を重ねてきた大人だからこそ共感できる部分がたくさん。
読み終わる頃には「自分も前を向いて頑張っていこう」と思えるおすすめ書籍です。
考え方が変わる!一生に一度は読むべき本《自己啓発》
自己啓発本にも一生に一度は読むべき作品がたくさん。人生や仕事でつまづいたとき、スキルアップしたときには自己啓発本で自分を奮い立たせるのもおすすめです。今回は6冊の本をご紹介します。
『嫌われる勇気』
一生に一度は読むべき自己啓発本の1冊めは、岸見一郎の『嫌われる勇気』。アドラー心理学の考え方を物語形式で分かりやすくまとめた、ベストセラー書籍です。
心理学に興味がない人でも読みやすく、自己啓発本の入門編としてもおすすめ。
「人生の悩みの根本はすべて人間関係にある」など、社会人なら知っておきたい考え方や生き方が満載です。
『7つの習慣』
スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』も、一生に一度は読むべき有名な自己啓発本。「人格主義」や「終わりを意識することの効用」など、人生の大切な教えが見つかります。
世界中で4,000万部売れたというこのベストセラー書籍は、大人なら一度は読むべき名著と言えるでしょう。
少し難しい内容ですが、マンガ版や子ども版などもあるので、自分に合った読み方を探してみてくださいね。
『さあ、本当の自分に戻り幸せになろう』
一生に一度は読むべき名著といえばマーク・チャーノフの『さあ、本当の自分に戻り幸せになろう』もおすすめ。
「幸せになる方法」をやさしい語り口で説いたベストセラー本です。読むだけで前向きな気持ちになれますよ。
この本を読めば、自分を愛し、毎日少しずつよい習慣をつくっていくことの大切さが実感できるはず。他人軸から解放され、自分らしく人生を生きたい大人におすすめです。
『ユダヤ人大富豪の教え』
一生に一度は読むべき自己啓発本といえば、本田健の『ユダヤ人大富豪の教え』も有名。
冴えない青年と大富豪との関わりから「幸せな金持ちになる方法」や「自由に生きる考え方」が学べます。
大富豪の話を通して、自分の働き方や人生の生き方を考え直すきっかけになる名作。
やりたいことが分からない学生から働き方に悩む社会人まで、幅広い年代で学びがあるでしょう。
『オトナの恋愛処方箋』
恋愛がテーマの自己啓発本ならメンタリストDaiGoの『ゼロから幸せをつかむ オトナの恋愛処方箋』も有名です。「恋も仕事も手に入れるための心理学」を学べます。
仕事は上手くいっているけど恋愛には縁がない、という人におすすめ。
年齢に関係なくよい恋愛ができる考え方を学べるので、自分の恋愛に自信が持てない大人向けの1冊です。
『自分で「始めた」女たち』
グレース・ボニーの『自分で「始めた」女たち』は、女性なら一生に一度は読むべき名著。
さまざまな分野で活躍する112人の女性が登場するこの本は、アメリカで女性から圧倒的な支持を得ました。
夢を諦めず好きなことを仕事にした女性たちの堂々とした振る舞いに、憧れる人も多いはず。
自分らしく輝きたい大人女性におすすめの、読むだけでパワーがみなぎってくる名作です。
社会人におすすめ!一生に一度は読むべき本《勉強・教養》
ここでは一生に一度は読むべき、勉強や教養がテーマの本をご紹介します。コミュニケーション力・一般教養・デザインなど、さまざまな分野の本をピックアップ。一生に一度は読んでほしい名著揃いです。
『伝わっているか?』
1冊目は小西利行の書籍『伝わっているか?』。大人になっても悩ましいコミュニケーションの問題を、笑いを交えながら楽しく学べますよ。
言葉や言い方を変えるだけで「伝わりやすさ」が何倍にもなるメソッドがたくさん。サクッと読める物語形式で、コミュニケーションや人間関係に悩む大人におすすめです。
『教養の教科書』
教養がテーマの一生に一度は読むべき本といえば、児玉克順の『世界でいちばんやさしい教養の教科書』もおすすめ。
大人なら知っておきたい幅広い分野の教養が1冊にまとめられています。イラスト付きで読みやすいので読書が苦手な人にも読みやすいですよ。
社会人になってから、教養の大切さを実感したという人も多いはず。ジャンルを超えた知識を得てより一段ステップアップしたい人は、ぜひ一度は読んでみてください。
『時間術大全』
ジェイク・ナップとジョン・ゼラツキーの『時間術大全』は、さまざまな業種の成功者に絶賛された世界的ベストセラーの名著。
ビジネスやプライベートで今すぐ実践できる超一流の時間管理術が満載の書籍です。
正しい習慣術や集中法を学び、時間管理を徹底したい人におすすめ。ビジネスのためになる、一生に一度は読むべき本です。
『100の思考実験』
ジュリアン・バジーニの『100の思考実験』は、ただ読むだけでなく、問いに対して「自分の頭で考えること」に意味がある本。
宗教・芸術・格差など幅広いジャンルをテーマとした答えの出ない問いに、あなたの思考はフル回転するでしょう。
頭の体操をしたいとき、誰かと議論をしたいときに手に取って欲しい、一生に一度は読むべき1冊です。
『なるほどデザイン』
教養がテーマの一生に一度は読むべき本なら、筒井美希の『なるほどデザイン』もおすすめ。デザインする上で必要な考え方を図解・イラスト・写真などで分かりやすく学べます。
社会人として働いていると、プレゼン資料やお店のチラシなど、簡単なデザイン力が求められることも多いですよね。
本書には、豊富なビジュアルと読みやすい文体で学べるデザインのポイントが満載。読んですぐにビジネスに生かせる点も魅力です。
『一流の学び方』
勉強がテーマの書籍ならこちらもおすすめ。清水久三子の『一流の学び方』は、スキルと年収をアップしたい人のための実践的な学び方が紹介されています。
「何を学んでいいか分からない」と悩む大人へ、「大人の勉強法」に詳しい著者が分かりやすく解説。
一流のビジネスパーソンとして活躍するために知っておきたい「大人の勉強法」を学べる名著です。
【番外編】中学生・高校生におすすめの一生に一度は読むべき本
最後にご紹介するのは、中高生におすすめしたい一生に一度は読むべき本。さまざまなことを吸収し心を育んでいく、中高生年代にぴったりの名作を集めました。夏休みの読書感想文や旅行のおともにもおすすめです。
『旅をする木』
アラスカを拠点として活動した有名な探検家・星野道夫の『旅をする木』は、一生に一度は読むべき名著。アラスカでの暮らしや雄大な自然を綴ったエッセイ集です。
写真家や文筆家でもある彼の生き生きとした文章は、アラスカの情景が浮かんでくるよう。きっと人生観が変わるきっかけになるでしょう。文庫本サイズで読みやすく、中学生や高校生にもおすすめです。
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』
汐見夏衛の『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』は、TikTokで有名になった切ない名作。戦時中の日本にタイムスリップした少女と、人生をかけて闘う1人の特攻隊員の物語です。
恋愛模様を織り交ぜながら戦争をテーマとしたストーリーは、自分の生き方や日本という国について今一度考えさせてくれる名著。一生に一度は読むべき本と言えるでしょう。胸が熱くなるような展開に涙腺崩壊です。
『スロウハイツの神様』
中高生におすすめの一生に一度は読むべきミステリーといえば、ベストセラー作家・辻村深月の『スロウハイツの神様』。人気作家の小説が原因となり起こってしまった殺人事件を軸に、ストーリーは複雑に絡み合っていきます。
随所に散りばめられた伏線は圧巻。ミステリーとはいえ残虐な描写はないため、中高生にもおすすめです。文庫本で上下巻あるので、夏休みなど時間があるときの読書にぜひどうぞ。
『わたしを離さないで』
イギリスの有名作家カズオ・イシグロのベストセラー小説『わたしを離さないで』は、一生に一度は読むべき名著のひとつ。
イギリスのある施設で育った3人の男女の人生を描いた物語です。先が進むに連れて明らかになってくるさまざまな事柄や、彼らの生き方から目が離せません。
映画化やドラマ化もされており、中高生におすすめしたいベストセラーの名作です。
人生観が変わる一生に一度は読むべき本に出会おう
今回は一生に一度は読むべき本を特集しました。海外ベストセラーの名作や有名な自己啓発本など、人生で何度も読み返したくなる名著がたくさんありましたね。
どれを読もうか迷ったときは興味のあるテーマを選ぶのが◎。持ち歩きしやすい文庫本は、隙間時間にも読みやすいのでおすすめです。
人生観を変える名著は日常を豊かにし、生き方のヒントとなります。あなたはどんな名作書籍を選びますか?
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